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お金じゃなくて、ロマンです。
宇宙好きであれば、誰もが心を揺さぶられますよねぇ。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が閉鎖環境テストの一般募集を始めたということで、最近話題になっています。
宇宙を模擬した閉鎖環境下でのココロの動きを探る
長期間閉鎖環境で暮らす際のココロの動きを調べるために、13泊14日間JAXAの「閉鎖環境適応訓練設備」に滞在します。この研究はJAXAが実施します。
なんでも2015年12月24日に募集を始めたところ、2015年12月28日午前までに2,000件以上の応募があったんだとか。約3日間で2,000件以上の応募ですから、注目度の高さが伺えます。
それを受けて一旦受付を停止したものの、多数の問合せがあり、止むなく再開されました。
閉鎖環境テストってなに?
過酷な閉鎖環境での訓練については、古川聡さんの著書「宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方 (マイナビ新書)」にも詳しく描かれていました。
私が挑戦した宇宙飛行士選抜試験の最終試験は、まず筑波宇宙センターにある「閉鎖環境適応施設」で行われました。
この施設はバスが2台つながったくらいの大きさの施設でベッドや簡易キッチン、作業場所などがあります。
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最初に閉鎖環境施設に入ったときはやはり緊張しました。部屋の中の至る所にカメラがついています。カメラは上下左右に首を振ることができるタイプで、受験者の様子を観察しているのです。動くときには「ジー」という音がします。それによってストレスを与えるという目的もあるのでしょう。
食事からトイレ、お風呂まで。日常生活の全てを監視されるのですから、たまったもんじゃないですよね〜。
相当なメンタルの強さが要求されるんだろうと思います。
で、いくら貰えるの?
応募後、通所5回・入所13泊14日で協力費38万円ですから、これを安いと見るか高いと見るかはビミョーなところ。
個人的にも興味はありますが……毎朝の血液検査があるらしいんで、それがちょっとイヤですね〜!
申込み期限は2016年1月12日12:00までということです。